モテない男性ほど女性に慣れていないので、女性のささやかな言葉を真に受けてしまう傾向にあります。
例えば
「〇〇さんって知的ですね」
「〇〇さんってカッコいいですね」
このような言葉を受けた時、モテる男性はさらっと流せますが、モテない男性の場合はこう考えます。
「この人俺に気がある!」
実はこのような思考回路がある限り、女性側の認識とすれ違いが生じてしまいます。
女性の褒め言葉は、言葉半分に受け取るほうが良い
女性の場合、男性と違い協調性を重んじる性格です。
それは女性という性がそういう傾向であるため、基本的に彼女たちは「人に嫌われたくない」「協調する」という能力に特化しています。
集団の中で嫌われてしまい孤立する事で、女性は何も良いことがないので、本能レベルで人に嫌われたくないと女性は考えています。
そのため、集団生活を円満にするためには、内心では特別な好意を抱いていなくとも、サラリと相手に好意を感じさせるような言葉をすることが多々あります。
男性側はドキリとするかもしれませんが、女性にとってはあいさつ代わりの営業トークレベルの認識だったりするのです。
中学生時代、女子が集団を作って行動しているのを見たことがあると思います。
女性はいつの時代、どんな年齢になっても、このような集団をつくり、和を乱す行動を嫌います。
そのため、男女関係においても特に興味が無い異性に対しても「嫌われたくない」と考え、リップサービスとして「流石ですね」「素敵ですね」「カッコいいですね」というような言葉を使います。
しかしこのような言葉を貰ったからといって、その男性に惚れているわけではありません。
自分が嫌われないように、当たり障りのない事を言っているだけなのです。
モテない男ほど女性の言葉を真に受けがち
女性に慣れている男性は、女性のこの嫌われたくないという性を理解しています。
そのため女性がどんなに耳障りの良い言葉を吐いたからといって、直接的な行動を取るほどではないという事をかぎ分ける事ができます。
しかし、モテない男性ほど女性の言葉を真に受けてしまいます。
「俺のことを素敵といった、だからこの女は俺が好きに違いない。デートに誘えば必ずついてくる」
というように頭の中で結論を出し、実際デートに誘ってみるものの、女性に断られてしまうという事があります。
このように、女性の言葉を真に受けてしまう男性ほど、傷ついてしまう事も多くあるのです。
LINEを交換したからといって好意があるとはかぎらない
またLINEの番号を交換する事を男性は「自分に好意がある」と捉える場合がありますが、女性側は断ると角が立つので嫌われたくないのでとりあえず交換したが、相手に対して何も思っていないという事があります。
つまり、男性が考えているほど、女性は相手に対して好意を持っていなくても、柔らかな行動をとる事ができる生き物なのです。
- LINEを交換したのに、今一つメッセージのやり取りが弾まない。
- 既読無視される。
でもLINEを交換したから、彼女は俺に気があるはずだ、と思っていませんか?
女性は断る事で角が立ち、自分が嫌われることのほうを恐れます。とりあえず一時しのぎにLINEを交換するものの、特にやり取りが楽しくないので既読を無視するという事もあります。
つまりLINEを交換したからといって、相手の女性が自分に惚れているとはかぎりません。
やり取りが弾まないかぎり、相手が好意を抱いていない可能性がある冷静な目を持つことが男性には大切です。
出会い系サイト、交際クラブで女性のこのような態度に翻弄されてしまい、傷つく経験をする男性が非常に多いです。
自分に相手は絶対に気があるはずだ。なのに何故かメッセージが無視される。
このように思い悩んでいる人のほとんどが、女性側の営業トークを真に受けてしまっている純粋な方ばかりです。
女性は何も思っていない男性にも愛想良くできる生き物であることを知りましょう。
女性にリップサービスは話半分に聞けるスルースキルを持つ男性のほうが、結果として傷つくことなく恋愛を楽しめます。